(仮訳)中欧(フランス)産の新種、Gamundia nivea
Musumeci, E., Contu, M. & Vizzini, A., 2010. Gamundia nivea sp. nov. (Basidiomycota, Agaricomycetes) from central Europe (France). Nordic Journal of Botany. Available at: http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1756-1051.2010.00783.x/full [Accessed July 20, 2017].
【R3-04225】2017/07/21投稿

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3行まとめ

フランスにおいてAbies albaのリターに発生した菌を検討し、Gamundia niveaとして新種記載した。
本種は子実体が小型で全体が白色、担子胞子が楕円状卵形~楕円形で表面が小刺状であることなどで特徴づけられた。
本種はシスチジアの幅が広いことからG. lonatiiと同じグループに含まれたが、子実体の色などが顕著に異なっていた。
France, Liebenswiller

(新種)

Gamundia nivea Musumeci, Vizzini & Contu
語源…雪白色の(子実体全体の色から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Gamundia lonatii
シスチジアの幅が広い
本種と異なり子実体全体が白色なのではなく黒灰褐色
本種より傘のサイズが大きい
本種と異なり傘がごく初期に深い臍状
本種と異なりアセタケ様の味がある
本種と異なり子実体に顕著な穀粉臭~精子臭がある
本種より担子胞子が長い
本種より担子胞子のQm値が大きい
本種より縁シスチジアが短い
本種と異なり縁シスチジアが常に鈍頭